始まりの時!
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春分の日の次の日には
3月22日午前2時23分、新月となります。
今回の新月は特別です。
いわば「始まりの新月」です。
「そもそも新月はサイクルの始まりでは?」と疑問が湧くかもしれません。
西洋占星術的に一年の始まりを告げる新月です。
新月とは、月と太陽が重なる現象です。
太陽の陰に隠れた月はその光をすべて失い、
宇宙の漆黒と同化します。
これはひとつの満ち欠けのサイクルの終わりと、
新たな光のサイクルが始まる直前の「ゼロ地点」ということができます。
真空状態とでも表現できそうな「可能性そのもの」が詰まった空白が新月であるからこそ、人々はそこに新たな始まりを見出し、各々の願いや誓いを投げかけるのです。
そういった意味で、3月22日の新月は、
これからの一年に向けた願いや誓いを投げかけるべき「大いなる始まりの新月」といえます。
月はここで古い光をすべて捨て去り、
新たに蘇った太陽の光だけでその身を満たしていくことになります。
これは人々の心が新しい光で塗り替えられるようなイメージです。